こんにちは
語学を教えている者として皆さんに共有したいと思います
今日の話はどの言語に関係なく外国語を学んでいる人全てのお役に立てるのではないかと思います。
習得中というよりは勉強を始めたいと思っている人に伝えたいことですね。(笑)
まずこちらを見てください。
言語習得に関する説明をする際、よく使われる表現です。
海に浮かぶ氷河で表すのですが、氷河に見えなかったらごめんなさい。(笑)
皆さんご覧の通り、外国語で実際に使うのは水面に出ている部分だけです。
それだけの単語の知識しか使いません。
ですが水に浮かぶためには大きな氷河でなければいけません。
要するに、それだけの知識を持っていなければなりません。
趣味で勉強をなさる方で、旅行で少し使えればいいから~という目標を持っている方々によく見られますが、
基礎だけやれば話せるでしょう?という方が実際にいらっしゃいます。
確かに基礎勉強をすれば簡単な受け答えはできるかもしれません。でも正直そんなに簡単じゃありません。
言語の中には日本語のように敬語など特殊な状況のみ使われる言葉もあります。
質問は出来ても、答えを聞き取れない。という場合が殆どでしょう。(笑)
語学を勉強して(聞く、書く)話せるようになるにはそれだけたくさんの知識が必要です。
そしてもっと多様な会話をしたいのであれば、もっともっとたくさんの知識がなければなりません。
広く、深くを心がけましょう。
そして最も大事なことは、単語だけが言葉ではないということです。
言葉には、文化、風習などその国の歴史が刻み込まれています。
日本語も同じです。
「こんにちは」という言葉。
「今日は」
「きょうは (いい天気ですね)」などと挨拶していたことから「こんにちは」という表現が生まれました。
だから こんにち「わ」 ではなく
こんにち「は」 なんです。
その国の言葉は文化の象徴です。
文化の一部なのです。
文化を知らなければ言葉の意味を理解するのは難しいことです。
日本語には日本人の心があります。
他の言語も同じです。
どうか、タンゴだけを学ばないでください。
皆さんのコトバの勉強を応援しています。
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